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子ども向け 遊びボランティア
遊びボランティアとは
子どもの“回復力”に働きかける遊びボランティアをご存じですか?
「遊び」の力は、無限大。子どもの可能性を引き出してくれます。子どもたちは、遊びという自然な行為のなかで「癒し」を経験することができます。遊びを通じて、震災や事故、日常生活で受けたトラウマや虐待(感情的、言語的、肉体的、精神的なもの)で経験したことなどを表現し、それを受け止めて消化しながら前に進むことができるのです。
ちょうちょキッズ(※)の活動、それは「目的をもった遊び」
子どもにとって、遊びとは自己表現そのもの。遊びを通して〈こころ〉を表現し、〈こころ〉の整理をしていきます。守られた空間での自由な遊びのなかで、子どもは自然治癒力を発揮します。それは、子どもが本来持っている力です。わたしたち「ちょうちょキッズ」は、こうした子どもの遊びを見守り、子どもの自発性や可能性を引き出すお手伝いをします。
子どもの「安全」が最優先
ちょうちょキッズの活動は、肉体的にも精神的にも、あるいは言語や感情の面でも、子どもの「安全」が守られた環境で行なわれます。わたしたち大人は、遊びを通して子どもたちが発信してくる内面の気持ちを受け止め、丁寧にコミュニケーションをとりながら、子どもの癒しのプロセスをサポートしていきます。「ちょうちょキッズ」のスタッフやボランティアはセラピストではありませんが、「愛と思いやりのある陽気な大人」として子どもに接します。なお、スタッフやボランティアによる子どもたちへの健全な対応は、専門家の指導のもとで培われてきたものです。
「目的をもった遊び」ボランティアにぜひご参加ください
ちょうちょキッズでは、「目的をもった遊び」ボランティアとして、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。はじめにボランティア研修を受け、「目的をもった遊び」の趣旨をご理解の上でご参加いただきますが、それ以外に特別な資格は必要ありません。一般の方のご参加を心よりお待ちしております。また、寄付金の形でのご支援も、ぜひお寄せください。
「ちょうちょキッズ」とは(※)
「ちょうちょキッズ」とはホープワールドワイド・ジャパンの子供向けボランティアグループのニックネーム(愛称)です。グループ名の由来は、子どもたちに大人気の遊び、「蝶になるさなぎゲーム」から名付けられました。
ちょうちょキッズでは、さまざまなバックグラウンド(虐待、ネグレクト、トラウマ、天災)を持つ子どもたちに、健全な対応に基づいた「目的をもった遊び」を提供しています。子どもたちの自然治癒のプロセスをサポートし、社会スキルの学びの場を届ける活動を行なっています。
活動について
都内の児童養護施設を月1回訪問し、家族と別れて生活している子供たちと一緒に遊ぶボランティアを実施しています。また、被災地復興支援活動として、宮城県内の避難所や仮設住宅の子どもたちへの遊びのボランティアも実施しています。詳しくは、HWJ事務局までお問い合わせください。
「ちょうちょキッズ」の特色とは?
ホープワールドワイド・ジャパンが提供する遊びボランティアは、他と比較して何が違うのでしょうか?ちょうちょキッズでは子どもに問題行動があったときに、子供自身ではなく、その態度や行動にフォーカスした接し方をするようにしています。また、様々な遊びやおもちゃの中から、それぞれが持つ「効能」に合わせて「目的を持って遊ぶ」のが大きな特色といえます。
プロフェッショナルも在籍
臨床心理士、保育士、おもちゃコンサルタントなども在籍しております。
私たちにはできないこと
私たちは、メンタルヘルスのプロではありません。プロの助けを必要とするようなことは行いません。子供たちが経験した苦しみ・痛みを私たちが治療したり取り除いたりすることも専門家の領域であると認識し、私たちは決して行いません。
私たちができること
愛と思いやりのある陽気な大人として子供に接することを心がけ、良い大人の模範を見せられるように努めます。 また、必要な知識・経験を積み、子供たちの苦しみ・痛みを、子どもたち自らが対抗し、対処できるようにサポートします。
お問い合わせ
一般の方の参加条件
基本的にどなたでも参加できますが、必ず事前の基礎研修を受けていただきます。「遊びボランティア」の趣旨および目的を理解した上で、約束ごとを守っていただくのが、参加の条件となっています。それ以外に特別な資格は必要ありませんので、是非ご参加下さい。
>> (※現在、定員につき新規募集は行っておりません。)
他団体、施設の方へ
「ちょうちょキッズ」の活動を施設等で取り入れてみたいとお考えの方は、お気軽に事務局までお問い合わせください。
内容を精査した上で、検討させていただきます。
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